・＝死亡者数、6年連続過去最少＝厚生労働省が公表した労働災害発生状況（確定値）によると、令和5年の全産業における労働災害による死亡者数は755人で、過去最少となった。死亡者数は平成30年以降、6年連続で減少した。その一方で、令和5年の全産業における休業4日以上の死傷者数は13万5371人で、3年連続で増加。平成12年以降で最多となった。

・＝熱中症の発生 7月・8月に集中＝厚生労働省が公表した「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」（確定値）によると、令和5年の職場での熱中症による死傷者数（死亡者及び休業4日以上）は1106人。このうち死亡者数は31人だった。死傷者数、死亡者数はいずれも前年から増加し、死亡者数については過去最高となった。

・＝過半数の企業が制度見直し求める＝経済同友会は、政府の「年収の壁・支援強化パッケージ」に対する企業における実態調査の結果を公表した。それによると「年収の壁・支援強化パッケージ」を活用している企業は約3割にとどまっていることがわかった。

・＝カスタマーハラスメント増加＝厚生労働省は5月17日、令和5年度「職場のハラスメントに関する実態調査」の結果を公表した。それによると、従業員が顧客などから著しい迷惑行為を受ける「カスタマーハラスメント（カスハラ）」が増加傾向にあることがわかった。

★＝清掃面積 従来機の3倍に＝アマノ㈱は、小型床洗浄ロボットHAPiiBOTに搭載するバッテリーを、7月より鉛液式からリチウム式に変更する。従来の鉛液式バッテリーでは充電に約10時間必要だったが、リチウムイオンバッテリーでは約4時間に短縮される。これにより1日当たりの稼働時間が延長され、大幅な生産性向上が図れる。