新聞情報

日本ビル新聞1289号(2024年4月1日号)

・=化学物質関連改正法令 完全施行=4月1日、労働安全衛生規則をはじめとする改正厚生労働省令が施行され、化学物質規制が新たな時代を迎えることとなった。省令改正は令和4年5月に公布されたもので、一部は昨年4月までに施行されており、今回の施行により、新たな制度は完全に導入されたことになる。

・=「団体等検定制度」新たに創設=厚生労働省は3月1日、国家資格である技能検定制度を補完する新たな資格制度として、従来の社内検定認定制度を拡充し、かねてより準備を進めてきた「団体等検定制度」を新たに創設することを発表した。

・=労災保険率、ビルメン業など引上げ=労災保険料の算定に用いる労災保険率が4月1日改定、令和6年度から適用されることとなった。6月1日から7月10日に申告・納付する労災保険料については、新たな保険率で算定することになる。

・=労災収支堅調に推移=厚生労働省が取りまとめた労災保険事業の収支状況によると、令和4年度の収支状況は、保険料収納済み額が前年度に比べ4.7%増加。保険給付支払い額と特別支給支払い額を合算した合計支払い額は前年度に比べ1.4%減少したことがわかった。

★=大規模ビル向けにシステム開発=大成㈱がシンガポールのIT企業Anacle Systems Ltd(アナクル社)と事業提携したことについて、名古屋市のTIADで3月19日に記者発表会を行い、大成の代表取締役CEO加藤憲博氏とアナクル社CEOのアレックス・ラウ氏が、それぞれ今後の展望について語った。

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