・＝65歳までの雇用確保 ほぼ全企業で＝厚生労働省が公表した「高年齢者雇用状況等報告」によると、法令により義務づけられている65歳までの高年齢者雇用確保措置については、ほぼ全ての企業が制度を導入しており、努力義務とされる70歳までの高年齢者就業確保措置についても、約3割の企業で実施済みとなっていることなどがわかった。かつては高年齢者が働ける数少ない職場となっていたビルメンテナンス業だが、今後は人材確保に困難を強いられることになりそうだ。

・＝入職率・入職超過率上昇も人手不足＝厚生労働省が公表した雇用動向調査によると、令和5年上半期（1月～6月）の入職者数と離職者数は、前年同期と比べ、ともに増加。入職者数が離職者数を1割程度上回った。入職率は9.7％、離職率は8.7％、入職超過率は1.0ポイント。

・＝雇用障害者数、20年連続過去最高＝厚生労働省が公表した令和5年の障害者雇用状況によると、民間企業における雇用障害者数は20年連続、実雇用率は12年連続で過去最高を更新。国や自治体などにおいても雇用障害者数はいずれも前年を上回った。

・＝イオンディライトが被災地支援＝2024年1月1日に発生した能登半島地震に伴い、イオンディライト㈱は発災直後に対策本部を設置のうえ、北陸信越支社を中心に350を超える管理施設の被災状況の把握と復旧活動に着手した。2日からは現地への応援人員派遣を開始し、全国各地から延べ250人を超える施設管理の専門人材を派遣した。

★能登半島地震による被害は、自然災害の恐ろしさを改めて知らしめた。災害時に役立つ製品の常備は欠かせないことから、工機ホールディング㈱が展開する災害時に役立つ製品を使い方の提案を含め紹介する。同社製品は耐久性があり、厳しい条件下でも機能する設計が特長。また、電気やガスなどのインフラのないところで役立つものが多く、災害時のような過酷な状況下で頼りになる存在だ。