・厚生労働省は8月26日、令和5年度に適用される派遣労働者の職種別・地域別の新たな賃金水準を都道府県労働局に通達した。派遣労働者の賃金については、同一労働同一賃金を図ることを目的に、労働者派遣法により、派遣元事業主は「派遣先均等・均衡方式」または「労使協定方式」のいずれかを採用することにより、派遣労働者の待遇を確保しなければならないとされている。
・出入国在留管理庁は8月26日、在留資格「特定技能」による在留外国人数が、6月末時点で8万7471人になったことを発表した。2万9144人だった前年同期と比べると、5万8327人の増加で、増加率は200%となる。ビルクリーニング分野は1133人となり、前年同期と比べると、771人増加、増加率は213%となる。
・厚生労働省が発表した「令和3年度使用者による障害者への虐待の状況等」によると、通報・届出のあった事業所数は1230事業所で、前年度から3.7%減少。通報・届出の対象となった障害者数1431人で、前年度から1.6%増加した。ビルメンテナンス業や警備業などが含まれるサービス業は30事業所(構成比7.7%)だった。
・警察庁生活安全局は「令和3年における警備業の概況」を発表した。それによると、警備業者数は1万359業者で、前年より246業者増加し、13年連続の増加となった。警備員数は58万9938人で、前年より1574人増加し、7年連続の増加。売上高は3兆4537億円で前年より減少となった。
★アマノ㈱と㈱PreferredRoboticsは、AI技術で自律移動する小型床洗浄ロボット「HAPiiBOT(ハピボット)」を共同開発、アマノが10月1日に発売した。20インチ(幅560㎜)のコンパクトなボディに、高度な自己位置認識、画像セグメンテーション(カメラに写った物体を識別する物体確認)といったAI技術を搭載し、人や障害物を正確に認識して自律移動しながら床面を自動洗浄する。