新聞情報

日本ビル新聞1189号(2019年9月16日号)

●東京都内のビルメンテナンス業で死亡災害が多発しているため、東京労働局はビルメン業者へ緊急点検を要請するなど、再発防止対策に取り組んでいる。新宿労基署は7月3日付けで、管内のビルメン業者に向けて緊急要請文を発出した。

●厚生労働省は8月27日、公的年金の財政検証結果を発表した。今回の結果によれば0.4%経済成長が続く標準的なシナリオの場合、28年後には約2割目減りとの試算結果が明らかにされた。年金制後の安定のためには、多くの労働者に適用を拡大することで保険料の納付額を増やしていくことが必要となる。

●高齢者の単身世帯増加に伴う孤独死の増加と、それに伴う「特殊清掃」に対することを目的に、2013年2月、(一社)事件現場特殊清掃センターが設立された。また、NPO法人暮らしサポートひだまり協議会、特殊清掃業者連絡機構との共同運営により、ユーザーが安心して特殊清掃を依頼できるマッチングサイト「特殊清掃の窓口」を開設した。

●イオングループ各社は9月1日に沖縄県・宮古島・多良間村主催のもと開催された「令和元年度沖縄県総合防災訓練」に、防災関係機関および地域住民総勢約2000人が参加し、災害発生時における連携や対応状況を検証した。

★(株)リンレイは、ビルメンテナンス業界初となる水系1液ウレタンコーティング剤「FPCプロテクションコートシリーズ」を9月2日に発売した。従来のフロアコーティング剤は、複数の液を混合させる専門性の高いものであったが、今回発売されたコーティング剤は、作業性・耐久性に優れ、さまざまな現場で満足のいく仕上がりとなっている。

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