新聞情報

日本ビル新聞1313号(2025年5月5日号)

・=一企業あたりの従業員数減少、売上高微減=中小企業庁が公表した中小企業事態基本調査(令和5年度決算実績)の結果(速報)によると、令和5年度における中小企業の経営状況は、1企業あたりの従業員数が減少した一方で、1企業あたりの売上高は微減にとどまり、1企業あたりの経常利益については微増したことがわかった。

・=不法残留、技能実習生3年連続増加=出入国在留管理庁が令和7年1月1日現在の不法残留者数を公表した。それによると、不法残留者は7万4863人で、前年同期から4250人減少、3年ぶりに減少に転じた。このうち技能実習生における不法残留者数は前年の1万1210人から294人増加し、3年連続で増加となった。

・=労災収支 堅調維持=厚生労働省がとりまとめた令和5年度の労災保険事業の収支状況によると、令和5年度の保険料収納済み額は約9100億円で、前年度から2.6%増加。保険給付支払額と特別支給金支払額を合算した合計支払額は約8100億円で、前年度から0.5%増加した。労災収支は、大企業を中心とした賃上げの動きなどを反映し、収支ともに増加した一方で、伸び率では収入の伸びが支出の伸びを上回った。

・=現場で活かせる技術習得=大成有楽不動産㈱が施設管理事業向け研修センターをリニューアルした。同研修センターは2008年開設。各種設備の構造や動きを理解し、実践的スキルを身に付ける場として、施設管理事業向け研修に使用されてきた。今回のリニューアルではスペースを1フロアから2フロアに拡張するとともに、フロアごとに座学用教室と各種設備を揃えた実習室に分割した。さらに実習室には新たな設備を導入した。

★=エコマーク取得第1号=ケルヒャージャパン㈱は、洗浄成分の99%以上を小麦ふすまやトウモロコシなどの天然由来成分で構成し、環境にも作業者にもやさしいカーペットPro天然洗浄剤「RM 764N」を4月23日に発売した。同製品は、2025年に新設されたエコマーク認定基準No.167「清掃用資材」において、第一号取得製品として3月21日に認定された。廃棄のしやすさにもはいりょされた、清掃現場に求められる次世代型洗浄剤。

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